耐震補強工事を担当する会社さまよりあと施工アンカーのための型紙制作の依頼をインターネットをきっかけに受注し今回の業務となりました。
アンカー孔施工のための型紙制作は、正確な施工を保証するために重要なステップです。設計図面との整合性を確認し、施工現場での正確な穴あけをサポートする役割を果たします。
手書きの型紙を作成する場合は、測定器具(定規、コンパスなど)や鉛筆、エッジカッター、カッターナイフなどの道具も用意し、設計図面から必要な寸法を取得し、型紙に反映させます。アンカーボルトやボルトの中心位置、孔の直径や深さ、孔の間隔などの寸法を正確に測定し、型紙にマーキングします。取得した寸法に基づいて、紙やカードボードを切り出して型紙の形状を作ります。定規やコンパスを使用して直線や円を描き、エッジカッターなどの道具を使って切り出します。型紙の形状は、アンカーボルトやボルトの寸法に合わせて正確に作成する必要があります。最後に切り出した型紙が設計図面と一致しているかを確認します。孔の位置や寸法が正確であることを確認し、必要に応じて修正を行います。
- JW CADデータをもらう
- AutoCADからJWWへ変換されたデータを受領
アンカーボルトやボルトの位置を特定するために、建築や構造設計の図面を入手しました
- 原寸大に縮尺変換
- 作業場所によって縮尺の違うデータを預かるため(当初、出力サイズに合わせた縮尺を採用したため原寸大にやり直し)
- A0サイズごとにトレーシングペーパーへプロッター出力
- 幅910mm長さ約10m程度まで出力可能なプロッターで出力
- A0トレーシングペーパー約60枚を納品
- 重ね合わせ作業が必要なため透明度があるトレーシングペーパーでの納品をさせていただきました